2007年9月22日土曜日

道祖神まつり

 松本市で「美ヶ原道祖神まつり」を見物した。子孫繁栄を願う祭りで、男性器型の御神体を担ぐのが特徴だ。奇祭と言えば奇祭だが、子どもを願う気持ちを考えるとあながちそうでもない。

 薬師堂に男の神様、姫薬師堂に女の神様がまつられており、男の神様が姫薬師堂へ通うという形だ。その途中、神輿は旅館街を一軒一軒回り、女性宿泊客を次々と上に乗せて勢いよく揺さぶった。説明不要な気もするが、子宝の御利益があるという。
地元でも少子化が進み、神輿を担いでいるのは主に信大の学生たち。若き日を信州で過ごす彼らの手によって、伝統文化が守られていると思うとそれもなかなか意義深い。

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