2009年2月9日月曜日

Highest airport in Japan

最近ポカポカ陽気です。長野県唯一の空港である信州まつもと空港の近くへ散策に出かけました。芝生の公園があるので、天気のいい日は家族連れが多いですな。サッカー場、陸上競技場、馬術場なんかもあって、スポーツ関係の人も多いです。


この空港は、標高657.5m にある日本一標高の高い空港。背景に北アルプスが見えてきれいです。ただ、ジェット化のために整備した2000m滑走路を持つものの、空気密度が低いので1800m分の浮力しか得られないんです。
ちなみに、写真はエプソンの社有機。空港近くに、インクジェットプリンター開発生産拠点の広丘事業所があるから。

で、空港に話を戻すと、ジェット機といっても中型のMD87くらいしか導入できず、それに加えて札幌、大阪、福岡の各便とも乗客数が伸び悩み気味に。そして、MDの老朽化に伴い2007年からボンバルディアDHC-8に切り替えられてしまいました。でも僕はプロペラ機に乗ったことがないので、ちょっと喜んだりもしました。

ついでに、空港を拠点にするヘリコプター紹介。
まず、長野県警の「やまびこ」。空からの追跡にも出動しますが、マンガ「岳」にも出てくる通り山岳遭難救助のイメージが強いですね。
シルエットで分かる人もいますかね。ユーロコプターのAS365です。851軸馬力×2なので民生機としてはなかなかのパワーです。遭難者の吊り上げに関しては、90mの高さから500ポンド(272キロ)を引き上げる能力があります。

やまびこの前任(というか今も使ってるけど)の県所有ヘリ「しんしゅう」。
ベル206です。竹とんぼのようなローターブレードがUH-1とかAH-1を思い起こさせる…、ってそんなにゴツくないですね。それはそうとこの時代のベル機はバランサーは付いてなかったんだっけ。650軸馬力の単発で、ちょっと山岳では非力かな。電動ウインチの性能も、30mの高さから登山者一人分といったところです。

おまけで、長野県消防防災航空隊のいわゆる防災ヘリ、「アルプス」も。
これもベルですが、だいぶ現代的です。

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