2008年11月5日水曜日

シグマ30mmF1.4を購入


最近単焦点レンズがほしいという欲求に取りつかれ、衝動的に初めての一本を買った。シグマの30mmF1.4だ。
このレンズにこだわりがあったというよりは、APS-C使用者なので標準画角付近で探すと選択肢はほかにあまりない。もちろんニコン35mmF2も検討したが、超音波は外せないという結論に達した。


到着したシグマ30mmはベロアのような手触り良い鏡筒仕上げ。金色の筋が入っていて、いたずらにぴかぴか光るのがやや難点か。大きさの割に重い。我慢できないほどではないが、「単玉」という表現から想起されうべき軽快感はない。開放での明るさは当たり前のことながら感動もの。ただ、ネット上で指摘が散見されるが、いわゆる前ピンの個体が当たってしまったようだ。


ところで、単焦点を買ったのは、価格comでカメラ関係の口コミ情報を眺めていてたどりついたダカフェ日記というサイトの影響だ。知っている人は、なーんだ、こいつもダカフェかぶれか、と思うかもしれない。このサイトは写真系ブログ愛好者の間では割と有名な存在なのだそうだが、子どもを中心とする家族の日常を淡々と綴っている。写真一枚一枚に付けられた朴訥なモノローグも好感が持てるが、何と言っても単焦点のふわりとした空気で一貫させているのが特徴だ。シグマ50mmF1.4とフルサイズのEOS5Dを使用することでボケ量は相当に多い。
ちなみに、自分は既婚者だが子どもはいないせいか、今のところアマチュアカメラマンが家族を撮りまくる心境はどうも分からない。当分は単焦点を買ったということに満足するだけかもしれない。

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