2008年11月26日水曜日

スペイン旅行7日目・引き続きガウディ

今日は晴天だ。朝9時ごろ順調に動きだす。朝食は、このホテルも卵とハムが充実していておいしい。連日食べ過ぎで、それほど量は食べられないが。

地下鉄に乗り、朝一番でサグラダ・ファミリアへ。昨日は曇っていたので再度撮影する。地下鉄出口から出てすぐ目の前に教会が見える。朝日がまぶしい。

今日は急遽ガウディ建築巡りに決めた。僕も相方も、元来はあまり興味がなかったが、昨日グエル公園とサグラダ・ファミリアが予想外に良かったので。


グラシア通りをてくてくと歩き、カサ・パトリョなど二、三の建物を外から眺めつつ カサ・ミラに到達する。
1905年ごろに建てられた集合住宅で、うねうねとした外部構造が特徴。直線部が全くないのだという。16.5ユーロを払い(結構高いな)、手荷物検査を受けて入場した。今も一部は普通に住居として使われていて、当然そちらは見学不可だ。6階+屋根裏。


内部は、住居が再現されている。シャンデリアやテーブルなどの調度類が豪華。ブルジョワ階級の住居だったのかもしれない。20世紀初頭を感じさせるクラシックなオーブンなどが並ぶ調理場や、メイドさんの部屋を見ることができる。
中庭に面した内側ももちろん曲線構造だ。
庭越しに非公開部分(つまり今も使っている部分)の部屋を覗くと、確かにネクタイ姿の人々が普通に会議をしていた。何とも言えずすごいな。



屋根裏は、ガウディ建築の博物館になっている。アーチ構造がきれい。
ガウディの設計した建築物の石こう模型などが展示されている。

疲れていたのか、ベンチに腰掛けていて一眼レフを床に落とした。大事はなかったが少し焦る。




屋上に上がると、人の顔を模したようなオブジェがぼこぼこと立ち並んでいる。…と思いきや煙突らしい。
煙突くらい普通に作れないのか?と言いたくなるような異世界が現出している。

カサ・ミラを出て、カタルーニャ音楽堂へ移動した。
音楽堂のカフェでスモークサーモンなどのサンドイッチを食べる。何げなく食べたが、バゲットで意外なほどおいしい。



カタルーニャ音楽堂は 世界遺産だ。内部の大ホールは過剰なほどの彫刻やタイル装飾が施され、巨大ステンドグラスの入った天窓から採光している。

すごく素敵な空間で、ウィーン楽友協会ホール(ニューイヤーコンサートの会場)以上に素敵だと思うのだが、惜しむらくは内部の撮影が一切禁止ということ。しかも見学方法は、専属ガイドによる英語ツアーに参加するしかない。
若干消化不良気味。いつかここでコンサートを聴いてみたいものだ。


夕方からは、巨大デパート「コルテ・イングレス」でお土産探し。途中疲れて最上階の食堂でお茶を飲む。まさにデパートの食堂、という雰囲気だ。お土産は、スペインと言えば革製品だろう、と何点か買い込む。定番のクッキー類も買ったし、相方は生ハムの真空パックをチョイスしていた。両手に結構な買い物量となり、タクシーのトランクに詰め込んでホテルへ帰る。くたくた。

0 件のコメント:

コメントを投稿