雑誌掲載はもう20年も前で、戦国時代というか織豊時代の武士、前田慶次郎の半生を描いたもの。剛力無双さに男らしい義理堅さと爽やかさを程よくミックスし、テンポの良い快男児潭に仕上げられている。
全12巻の予定で、現在10巻まで購入した。今、沖縄編の途中。原作の朝鮮遠征編もそうだけど、残念ながら物語後半になると展開が単調になる。それと、利沙さんは美人だけど濃ゆい(笑)。好きな人は好きだろう。最初に読んだとき「棒涸らしの蛍」も衝撃だったなあ。えーと、棒というのはですね…、まあいいや(村上朝日堂風)。
前田慶次郎は比較的知名度が低い人物だったが、原作の隆慶一郎が上手にピックアップしたという点でもエポックメーキングな作品だ。関係の深い人物として、今年大河ドラマに取り上げられた直江兼続も何度か登場する。パチンコの題材にもなっているらしいが、そちらは疎いのでパス。
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