
松本市には「まつもと市民芸術館」というホールがあります。オペラも上演できるようになっており、サイトウキネンフェスティバル(SKF)の会場の一つ。
伊東豊雄の設計で、水玉模様のガラスがたくさん埋め込まれた外壁が特徴的です。伊東氏は、せんだいメディアテークなどの設計で知られる日本を代表する建築家ですね。ちなみに長野県の下諏訪町育ち。
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その市民芸術館で、「バックステージツアー」という、いわゆる舞台裏見学会に参加しました。ステージ裏や舞台装置を見せてもらえるお楽しみ会です。
写真の部屋は、主立った役柄の人々が使うという楽屋。同じ拵えの部屋が10個並んでいます。かの小澤征爾さんもSKFで松本に来ると、この部屋を使っているとのこと。今度坂本龍一も来るらしいですね。
ちなみに、小澤さんはものすごくフランクな人です。SKFの期間中には、松本市の割と有名なトンカツ屋「かつ玄」でトンカツ弁当をたくさんまとめ買いしていったりしています。世界の小澤がスタッフの弁当のお使い…、と考えると何か面白いですね。
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ステージ上から見た客席の様子。オーケストラピットの背面仕切りは真ん中が白く塗られています。この前に指揮者が立つので、薄闇の中でも楽団員にタクトが見えるんだとか。
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4階席の上にあるスポットライトも操作できました。何か大砲みたいな巨大なライトが5基くらい並んでいて、舞台上の人物を真っ白に映し出します。写真だとガラスに反射してしまっているけれど。
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