相方の希望で阿智村の昼神温泉へ。 長野県の最南部に近い同村へ行くのは初めて。助手席に座り込んで眠りながら行く。
目覚めるともう中央道飯田ICで下りる間際だった。下道で30分くらい走り「清風苑」に到着。
ここのホテルの名物は「砂塩」。要するに砂風呂だ。薬草茶を飲んでから、15分間砂に埋められて発汗。一旦シャワーで砂を流し、その後も浴衣姿で4種類の薬草茶を飲んでひたすら汗をかく。二次発汗というそうな。一通りすむと約2時間が経過する。二次発汗後は、きれいな汗なのでシャワーを浴びなくていいです、と言われた。たしかにサラサラだが、腋は少しにおう。まだ要体質改善なのだろう。
刺身やすき焼き、イワナの塩焼きなど、特に変わった物は出ないが、どれもおいしくいただく。
あえて言えば、鯉のうま煮は変わっているかも。仲居さんも「信州の味覚ですので」と一声断りを添えて持ってきた。 しかしワタクシは信州人なので、鯉に別段の抵抗がない。小骨(身の中にも張り巡らされている)に気を付けつつ、きれいに食する。 この宿は愛知県内からのお客が多いらしい。鯉を完食する愛知県民がどの位いるかやや気になるところだ。
自分も相方も酒は弱いので、二合瓶1本で上機嫌。にごり酒も注文したが、飲めそうにないので部屋へ持って帰る。
部屋に帰り、しっかり敷かれている布団に寝そべって酔いを醒ます。相方は寝てしまったので、垣根涼介の「午前三時のルースター」を2時間くらいで読み切る。本を読むのは久しぶり。何と言うことのない冒険小説だが楽しめた。 23:00ごろ大浴場へ。温泉宿に泊まっても酔って寝てしまい、朝になって部屋のユニットバスを使うという悪癖のある私だが、今日はしっかりと入浴。お湯は強アルカリのようで、体をなでるとぬるぬるする。貸し切りに近い状態でゆっくり浸かる。
写真は露天風呂。割と熱め。見上げると新館最上階から丸見えだったのもご愛嬌だ。
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