2009年4月30日木曜日

空を眺めたい日もある

今月は結構熱心にブログを更新した。まあ、必要以上に頑張って書こうとすると更新が自己目的化するので、書ける時には書く、というスタンスだ。

そういえば、ブログというものが巷間に広がり始めた頃は「日記風サイト」という注釈が付いていたな。実際のところブログは日記に近いものなのだろうか。
一般に日記の内容は、本心を吐露して形にとどめておこうという気持ちと、誰かに見られたら困るという気持ちのバランス点上にあるわけだ。村上春樹も「原理的に他人に見られることを想定していない日記は存在しない」と書いていた。
その点、ブログは誰かに見てほしいという方向にぐっとシフトしているわけで、本質的に日記の定義とは外れているように思う。

何か今日は暗い文章だな。単なるグチだけど、気分が沈む。某所で聞きたくもない話を延々と聞かされたからだ。価値判断がずれていたり、浅い知識でとくとくと持論を語ったり…。素直に拝聴していないで、適当に理由を付けて切り上げれば良かった。そういう意味では自分も判断を間違えた(苦笑)

2009年4月29日水曜日

あっという間に終わった休日

今日は休みだったので、昨夜は3時半ごろまで起きていた。ところが、朝7時過ぎに電話が2本かかってきて目が覚める。しかも間違い電話と、不要不急の連絡(笑)。世間の人は朝が早いんだな、とぼんやりと考える。
午前中は起きていたが、昼食を摂ったらコタツでダウンしてしまった。夕方まで熟睡。

松本市双葉の「快食Dining匠彩」で夕食。温かい汁物がほしかったので、激辛モツチゲ鍋。「チゲ」に意識を奪われ、やや苦手なモツ鍋を注文してしまったが意外と臭いも少なくおいしかった。
写真手前は松本名物「山賊焼き」。揚げ物なのに何故「焼き」なのかは知らない。竜田揚げのようなもので美味だが、どこの店で注文しても割と強烈なニンニクとショウガの下味が付けられており、やや胸焼けしやすい。
エビマヨ、シメジのバター焼き、焼き鳥盛り合わせ、チャーハン、トマトサラダ、と結構食べて満腹。もう少しスマートにあっさり食べればよいものを。ビール中ジョッキ1杯だけで酔いも回った。TSUTAYAで本を少し眺めて帰る。

夕食前には、信州まつもと空港周辺のスカイパーク公園も散策した。滑走路のすぐ近くが散策路になっている。飛行機が離陸する時はなかなか良い眺めだろうが、1日に2往復4便しか飛ばない空港ではある。

夕暮れの外気は涼しく、ふらふらと歩き回るにはちょうど良いくらい。山の端ににじむ残照がきれいだった。

2009年4月28日火曜日

豚肉おいしいよ

豚インフルエンザの話題で持ちきりだ。
自分も、一昨日ごろ最初に「メキシコで死者68人」というニュースを見た時は、これはいよいよ世界の終末が近付いてきたのかも(?)というか、SF的なパニック劇が現実のものになりつつあるのかな…、と少し冷や汗をかいてみた。昨年、行政との新型インフルエンザ対策会議に出席したが、講師の医師から「パンデミックは明日起こっても不思議ではない」という解説を受けても正直ピンとこなかったのを思い出す。いざ自分の身に降りかかる可能性を感じると真剣度が違うものだ。
ただ、今日、新型インフルエンザは弱毒性、というJNNの報道もあった。メキシコの死者数を見ると別種のウイルスなのかなという気もするが、鳥インフルエンザのような高病原性でなければ、免役がなくて流行しやすいという点を除けば、被害はある程度抑えられるかもしれない。高病原性の場合、いわゆるスペイン風邪の再来、という規模の被害になりかねないから。 
それはそうと、豚肉が風評被害を受けなければ良いが。何となく避けたいという心理的障壁は、理屈では説明が付きにくいものであるし。
僕は時間がなくて夕飯を食べ損ねたので、夜中に相方とデニーズへ出かけ、「三元自然豚の厚切り肩ロース」を食べる。柔らかくて瑞々しく、噛むとぎゅっと口中に脂が広がる。しかも後味はさっぱり。たかがファミレスと侮るなかれ。御飯、みそ汁のセットに、アボカドサラダも食べた。ドレッシングは少し味が濃すぎる。
豚と言えば、トンカツの「さぼてん」が主にメキシコ産豚肉を使っている、というのをTVで知ってやや驚く。メキシコ産ってそんなにメジャーだったっけ。いずれにせよ、さぼてんのトンカツは柔らかくて好きだ。松本近辺だと、百貨店の「井上」様と、同系列のアイシティに出店している。
余談だけど、この2カ所には鮮魚店「魚長」もある。何ともおいしそうな魚が並んでいて、寿司パック売り場にはマグロ大トロの握りがあったりするものだから見ていて飽きない。普通スーパーで大トロの握り(しかもパック詰め)は見かけない。

2009年4月26日日曜日

休日はついつい食べ過ぎる

モツ系の料理というのは、下処理などが何となく面倒そうで、家庭料理というより外で食べるものだと思っていた。ところが、夕食に突然鶏レバーとハツの煮物が出たのでやや驚く。

水にさらしてから、砂糖、醬油、酒、みりんとショウガであっさり炊きあげてある。味見をしてみると、レバーのほろっとした食感と、ぷっくりしたハツの噛み応えとのコントラストも楽しい。

まだ17時半くらいだったが、「もう食べようか」と夕御飯突入。イカと大根の煮物もあるし、ついつい諏訪の酒「真澄」を出して晩酌。真澄は信州を代表する日本酒だ。吟醸など高価な銘柄は勿論、リーズナブルな品も割とおいしいところが気に入っている。


これであっさり落ち着くはずが、夜遅めになってからお茶に出かける。
女鳥羽川沿いの Au Crieur De Vin(オー・クリヨー・ド・ヴァン)へ。オープンテラスが感じのよいカフェ、というか料理もしっかりしたものが出る。シェフが仏帰りだったっけ?よく覚えていないが。
カリカリベーコンとキノコのサラダ、タコのオリーブオイル焼きをかるくつまみ、グレンリベットを一杯だけロックで飲んで帰る。

このお店はテラスにスペースを割いたせいか、入り口が異様に狭い。ドアを開けた瞬間コンクリート柱にぶつかりそうになる。しかし、5月末で松本駅前通りに移転するというので、そんな経験ができるのもあとわずかだ。

2009年4月25日土曜日

まったりと休日

今日は休み。捕まってしまった草彅君風にいうと「完オフ」。最近、土日でも半日は仕事というケースが多かったので久し振りだ。昼まで寝てしまい、もそもそと起きて松本の老舗「丸正製パン」のピーナツバターパンを食べる。
草彅君の逮捕も何か間の悪い話だな。「長野なら誰も逮捕しないし、むしろ大歓迎さあ(笑)」というのが大方の反応。石原都知事の「そんなに騒ぐことかな」という感想に同意する。鳩山総務相の「最低の人間」というコメントはバランス感覚のなさを露呈した感があるし、家宅捜索もやりすぎだと思うね。
ネットを眺めていたら、オアシスのデビュー曲「スーパーソニック」のPVを見つけた。僕は一番好きだ。10年近く前に代々木第一体育館にライブを見に行ったとき、この曲が演奏されなくてがっかりしたのを覚えている。しばらく前、テレビでボーカルのリアム・ギャラガーを見たら丸坊主になっていたが、昔はなかなかやんちゃっぽくて格好良かったな。今はなきボーンヘッドたちをみると年月の移り変わりも感じる。
相方が買ってきた京都銘菓「阿闍梨餅」を食べてお茶。5、6cmと小ぶりで、見た目はどら焼きのようだが、噛むと意表をつくモチモチ感。「餅」の表記に偽りはない。「つばらつばら」も同じく京菓子で、中に粒あんの入ったほぼ同じような物体だ。どうしてこの組み合わせなのさ?と突っ込みつつもおいしい。

2009年4月24日金曜日

ビールのうまさとは何か?

今日は朝から御飯を食べる時間と精神的余裕がなく、ピーナツチョコなどをかじりつつ仕事。午後4時ごろ、エネルギー切れを自覚した。「飯じゃ飯じゃ」と一人つぶやいて車をココ壱に乗り付ける。
期間限定の手仕込みキャベツメンチカツカレーとツナサラダ。冬のカキフライカレーとか、期間限定メニューをついつい頼んでしまう。

ツナサラダにゴマドレッシングをかけて食べている最中(ドレッシングは3種類あるが断然ゴマだ)、ふと目の前の「KIRIN FREE」というポップが目に入った。完全ノンアルコールをうたうビール風飲料。運転前もOK、ということは仕事中でもOKだよな…、と早速注文。¥250。
僕はそれほど酒飲みではないが、昼食にスーツでビール、ううむ、良い感じかもしれない。

さて、とりあえず一口。なかなか良くできている。最初ののど越しは悪くない。ただ、当然ながらアルコールによる刺激がない、という宿命的な欠落感を内包している。酔う酔わないではなく、のどの粘膜に対するアルコール成分の直接的刺激がないということだ。
ちなみに、料理との相性について個人的見解。
1.ツナサラダ…まあまあ。濃いめのドレッシングならなお良し
2.揚げたてでジュウジュウいっているメンチカツ…基本的に清涼飲料水なので、油との相性は悪い
3.カレー…可もなく不可もなし。飲み慣れた水で十分、という気もする

割と酷評だが、それでもよく頑張っている、と思う。ビールの消費が頭打ち傾向にあり、プレミアムモルツやヱビスなど高級志向のビールか、あるいはひたすら低コストを求める第三の道に二極分化する中、キワモノ的ノンアルコールビール開発にはおそらく僅かな投資額しか許されなかっただろう。
過去にファインブリューとかモルトスカッシュなどのビールテイスト飲料も登場したが、お世辞にもおいしいとは言い難かった。キリンフリーはやや進歩を見せたと思う。
今後、ノンアルコールビールの生きる道はどこか。
飲み会で下戸の人が飲む?それはないだろう。飲み会開始からわざわざ頼みづらいし、普通は乾杯だけビールでお茶を濁し、ほかの飲み物に移るのではないか。おそらく、東京湾アクアラインで試飲キャンペーンをやっていたように、「ドライバーも安心して飲めます」というラインだろう。そうするとターゲットは、運転中ですら飲みたいビール大好き人間だ。味の改善を巡り、厳しい要求と戦わなければならないだろうがぜひ頑張ってほしい。

さて、満腹になり、眠くなりつつも仕事続行。夜は松本警察署近くのラーメン屋「めん組」でチャーシュー麺。完全な魚介系で、鰹だしのスープが割と好き。
割と涼しくなってきていて、風邪をひきそうだ。

2009年4月22日水曜日

鶏べんとう

昼ご飯はちょっとご当地っぽく、セブンイレブンの「信州福味鶏の炭火焼とりめし」。仕事の合間にバタバタとかきこむコンビニ弁当だからこそ、興味を引かれるものをチョイス。

手前はモモ肉を照り焼きにして刻んだもの。奥は胸肉を煮付けてある。胸肉はパサパサして淡泊なこともあるが、しっかり味が付けられていておいしい。基本的に肉ばかりなので、一緒にサラダでも買えば良かったと思ったが、割と満足。

ちなみに、飲み物がレモン入り三ツ矢サイダーだったのはご愛嬌。水分なら何でもいい、という部分はある。

2009年4月19日日曜日

平出遺跡

塩尻市にある国の史跡「平出遺跡」を訪れた。単なるドライブと、仕事上で若干興味を持ったという理由もあって。所在地は、市中心部から少し木曽路に向かったあたり。

ここは、縄文、古墳、平安時代の集落跡が出土している約15haの大型遺跡。3つの時代別にムラの復元展示が進められている。写真は、古墳時代エリアの高床式倉庫。釘を使わずに当時の工法で作ったという。3月に完成したばかりなので真新しい。奥に見えるのが縄文時代エリアの竪穴住居群だ。

高床式倉庫の手前にも竪穴住居があったんだけど、昨年の火災で燃えてしまった。古墳時代(確か僕らが中学のころは大和時代と呼んでいた気がするが)になっても日本人はまだ竪穴住居に住んでいたんだなあ、というのは意外。それはそうと、燃えた住居は1基2400万円だという。単なる茅葺き住居ですよ…。まあ、究極のワンオフ制作ではあるが。

近くに新しいガイダンス棟があり(普通の近代建築)、火おこし体験や勾玉作りなどもできるらしい。周りにブドウ畑とか民家も見え、気分は完全に古代にトリップ、という訳にはいかないが、ほのぼのとした公園だ。ちなみに、道路脇には「日本三大遺跡」の案内看板。まだ吉野ケ里とか三内丸山の発掘が進んでいなかった時代に設置されたのだろう、と勝手に推測してみる。

2009年4月18日土曜日

ようやくタイヤ交換実施

しばらく前から課題だったスイフトスポーツのタイヤ交換をやっと済ませた。信州はスタッドレスタイヤ必須の地だが、今冬は大変な暖冬。1カ月前に替えてもよかったような気もする。

スイスポのタイヤサイズは195/50/R16に過ぎないが、僕は腰痛持ちだし割としんどい。相方も無理やり動員。235とか履く人も自分でタイヤ交換するんだろうか?それと、サスが縮みは硬いけど伸びは結構あるので、タイヤを取り換えている間に伸びてしまってもう一回ジャッキ回さないといけない。それが面倒だ。

無事交換を終えると、久し振りに洗車。ホースをつなぎ、水あかシャンプーを付けてじゃぶじゃぶと洗う。充電式掃除機で車内もきれいにした。ピカピカになったスイスポをみて少しにやにやする。購入して3年も経つのに異常だ(笑)

2009年4月16日木曜日

イチローの3085安打

イチローの日米通算3085安打の報に接し、素直におめでとうと思った今日。

話し方や態度に時々疑問を持つこともあるけれど、昔から一番好きな選手だ。巧みなバットコントロール、レーザービームと称された強肩、背面キャッチが象徴する高い空間認識能…。その背後にある、ストイックな日々の鍛錬、一徹な野球への姿勢を称賛する人も多いだろう。

それらが結実した、年間200安打とか、通算3000本安打といった正に驚異的な記録。淡々と積み重ねたようにも見えるけれど、正直数年前までは「張本の3000本安打」というフレーズを聞くたび、「昔ならともかく、今の時代にはありえねーよ」と思ったものだ。そんなわけで、歴史の一コマを目撃して少し幸せな気分。

やや話はそれるが、背面キャッチどころか、単に外野フライを捕ることだって野球未経験者には難しいんじゃないだろうか?重力加速度を伴って落下してくる外野フライの三次元軌道を完全に予測するのはそれほど簡単なことではない。高校球児やプロ選手は当たり前のように捕球するけれど、生来の空間認識能が高い人しか良い外野手にはなれないと思っている。

さて。
最近、午前2時、3時まで仕事の日々。途中でネットを眺めたりしてしまうせいもあるけれど…。寝不足だ。御飯の上に半熟のプレーンオムレツを広げ、とろとろに煮込んだ前日のポークシチューをかけてもそもそと食べる。

2009年4月14日火曜日

カボチャの冒険

僕は今まで、犬も猫もインコも、およそペット類は飼ったことがない。むしろ、得体の知れない動物が身の回りにいるのは耐えられない、と思っていた。
しかし、ここ数日は一転して、猫を飼ったらどんな生活だろうと妄想の日々である。

引き金となったのは、東北地方の農村に移住し、半農半マンガ家生活を送る五十嵐大介さんの「カボチャの冒険」。
カボチャというのは作者の飼っている猫の名前だ。都市部の住宅地で生後間もなく拾われ、「家猫」として育ったカボチャが、意外にも農山村の環境に適応していく様子を猫バカ視線で描いている。


一般論として、デフォルメした絵でかわいらしさを醸し出すのは比較的容易に思えるが、このマンガは線描された写実的な絵ながら、猫の細かいしぐさがリアルに伝わってくる。
読んでいると、実物もかわいいんだろうな、これならマンガ絵とのギャップに失望したりしないんだろうな、と思えてくる。

そんなわけで、猫との生活を真剣に夢想中。

ちなみに、同じ作者の東北シリーズとしては、「リトル・フォレスト」もある。こちらは架空の若い女性が主人公。山や川や田畑から恵みを得ながら生きる生活を描き、大自然の豊穣と、そんな中だからこそ逆に思い悩む人生の煩悶を示してみせる、しみじみとした作品だ。

2009年4月13日月曜日

げんしけん

最近桜の花を見過ぎて食傷気味の感もあるので、マンガについて。

「げんしけん」はアフタヌーンで3年ほど前まで連載していた作品だ。げんしけん=現代視覚文化研究会というサークルを舞台に、アニメやゲーム、フィギュア、コスプレなどオタク趣味にはまった大学生たちの4年間を描いている。恋愛、連帯、挫折、そしてゆるやかな自己変革…。

主人公たちが通う大学は中央大がモデル。
作中作として描かれたラブコメマンガ「くじびきアンバランス」が単体の作品としてリリースされるくらい、細部にわたって手が込んでいるところは特筆物だが、ひたすらサークル活動(エロ同人誌作りやコスプレやマンガ談議)だけで話が展開していく。その他の学生生活は描写されない。

ただ、それにもかかわらず、読み進めるにつれて学生のころの青臭い空気感がページの間からよみがえるような気がした。過剰な自意識を飼いならそうとし、少しばかりの社会性を獲得しただけで一人前になったような気がし、そしてささいな失敗に簡単に絶望していた自分をほろ苦く思い出す。

僕は美少女アニメは見ないし、パソコンゲームに手を出したこともない。大学時代、オタサークルとは縁もゆかりもなかった。それなのに、すごく懐かしい気分になるのが不思議なマンガだ。

2009年4月12日日曜日

今年も高遠へ

入り込みが減りそうな日曜夜を狙い、伊那市の高遠城址公園に花見に行ってきました。今年は家の周りでもう十分桜を見た感はあるのですが、相方のリクエストがあったので。高速を使えば1時間くらいのものだし。
到着したのは21時近くだったのですが、まだ程よく混雑していました。気温は19℃ほどあり、ジャケット一枚でそぞろ歩くのに最適な感じ。

中門へ続く木の太鼓橋に、桜が覆い被さるように咲き誇っています。一番の記念撮影スポットでしょう。何だっけ、桜雲橋とか何とかいう名前です。

お堀跡と覚しき窪地へ下りると、小さな池。強い光に浮かび上がった桜が、黒い水面に映えます。池の端にカメラマンが三脚をずらりと並べていました。僕は不精なので手持ちで少しだけ撮影。

今日は、相方のお母さん(要するに義母ですね)がちらしずしをくれたので、お弁当持参です。「花見にはジャンクなものもほしい」ということで、ジャンボフランク2本と、シーフードお好み焼き1パックも買い、ベンチに腰を下ろしました。混んでる時間だと場所確保もままならないのでしょう。

ちらしは関西風のまぜご飯風でした。ウナギとか海老とか白身魚が載せてあってすごくおいしかったです。暗いところで食べたので彩りがよく分からないという難点はありましたが。
1時間くらいゆっくり歩き回って帰りました。
この時間帯になると、家族連れより圧倒的に若いカップルが多かったです。ちなみに、夜は女の子が皆きれいに見えました。まあ、夜目遠目笠の内、といいますしね(にやり)。

2009年4月11日土曜日

房一文字は漢の証し(?)

今日は一人だったので、御飯の準備が面倒になり、一日中ジャンクな食事で済ませた。昼食は赤いきつね。かつおだしがしっかり香り、昔の記憶よりおいしい気はしたけれど。雑穀入り食パンとオレンジジュースも追加しておなかいっぱい。夕食はセブンイレブンのミートソースパスタとサラダうどん。麺類3連発だ。

ところで、夕方仕事が一段落したのでTVをつけると、「名探偵コナン」の再放送だった。工藤新一が薬を飲まされて小さくなる話だったので、初回かもしれない。オープニングにBREAKERZ(だっけ?)の歌が流れていたことからすると、再放送にわざわざテーマ曲を付けたということだろう。
ボーカルのDAIGOは結構好きだ。元総理の孫、という位置付けがないと確かにただのチャラい兄ちゃん扱いされて売れなかったのかも知れないが、一旦売れてしまえば、裏表のなさそうな感じや、くだけた態度ながら育ちの良さをそこはかとなく感じさせるところに好感が持てる。ぜひ路線変更しないでやっていってほしい。
閑話休題。僕は昔コナンがすごく好きだったので、しばし懐かしく画面に見入った。何しろ学生当時は、「月曜夜はコナンの日だからヤツはいない」との評判を得ていたくらいである。新一&コナンのキザすぎるセリフや、割といい加減なトリック、作者青山剛昌の怪しい見た目など、突っ込み所満載なところがまたたまらない。

だいぶ暖かくなってきたし、家に帰ってからはTシャツに着替えて作業。
昔、バイト先でみんなで作ったTシャツだ。普段はスーツを着ていたが、年に一度の店卸し作業のためだけに、所属課オリジナルのTシャツを発注していた。しかも毎年デザインを変える凝りよう。房の字は企業ロゴじゃなくて、当時の課長の名前をギャグでプリントしていただけである。新品同様のままタンスの肥やしになっていたが、最近懐かしくなって着てみたら意外といい感じだ。

2009年4月10日金曜日

春の健康診断

会社で春の健康診断がありました。特に異常はなかったですけれど、体重は70kgの大台に到達。やはり30代になると、腹回りに肉が付いていきますね。ちなみに復囲は約80cmでした…。
「85cmでメタボリック症候群」というのは学会のお偉いさんのゴリ押しとしか思えない硬直的な基準だし、現に僕もBMIを見れば21.8と理想に近い数値ですが、それでも健康管理に気を付けようかなと思うきっかけにはなりますね。

まあ、そう言いつつ、夕飯にサラダうどん、かき玉汁、白菜と豚肉の蒸し物を腹いっぱい食べ、デザートには長野県東御市の「花岡」が作ったクルミチーズケーキを2個食してしまいました。菓子はねっとりと濃厚。いわゆるニューヨークチーズケーキ系ですが、下にクルミ餡が合わせてあり、和のテイストを醸しています。

2009年4月9日木曜日

桜とサル

いやあ、今日は信州松本平も暖かいのを通り越して暑かったです。おかげで、2日前はつぼみだった桜が一気に開花しました。

今週末は絶好のお花見日和になりそうですね。僕は仕事の予定が詰まっているけれど(泣)







ところで今日、松本市周辺某所(名誉のため特に名を秘す)で、民家の近くをサルの群れがぞろぞろと歩いているのに出くわしました。
エサ不足で里に出ているのではなくて、多分その辺りに住みついているのでしょう。近年は、国道沿いといえども松本市安曇支所付近の158号線とか、塩尻市木曽平沢辺りの19号線で群れを見ることができますね。

ちなみに写真には3頭写っています。見えるでしょうか。クリックすれば拡大します。

2009年4月8日水曜日

沈没翌日


昨晩は、家で「まだちょっと仕事の資料読み込まないとなあ」と思いながらコタツで横になったところ、12時過ぎに沈没。目が覚めたら7時だった。学生みたいな生活だな。おかげで体の節々が痛い。
今日は仕事で外を回る。午後、セブンイレブンの駐車場でパソコンを立ち上げつつ、おやつを記念撮影。
最近コンビニも地域限定企画品が多い。シールに表示がある「梓川倭」というのは、松本市と合併した旧梓川村の倭(やまと)地籍という意味だ。梓川には信州ミルクランドという乳製品の会社があるが、この製品も関係あるのだろうか?
まあ、そんなこととは関係なく、ほどよく酸味の効いたクリームチーズでおいしかったよ。

2009年4月7日火曜日

もうすぐ開花


今夜の庭の桜。日に日につぼみが大きくなり、間もなく咲きそうな気配。

それにしても最近寝不足だな。
おぼろがかった月を眺めていると、ぼんやりとして沈没しそうです。

2009年4月6日月曜日

同族嫌悪?

松本城脇に駐めたスイフトスポーツ。コンパクトな車体は桜並木の下にも違和感なくなじむ。

最近ふと思うことがある。
道でスイスポにすれ違うと、乗っている人は大抵むさいお兄さんまたはおじさんである。 たまにそうでない人もいるが、知的なお姉さんとかかわいい女の子という例はほとんど見かけない。たぶんワタクシとすれ違う時、相手もそう嘆いているだろう(笑)

過剰にスパルタンではなく、玄人受けするいい車だと思うけどね。年を取っただけかもしれないが、昔は憧れたインプとかランエボとかインテRなど、見ているだけで疲れる。まあその辺りも、乗っている人は大体なるほどね、というタイプが多い車種だなあ。

2009年4月5日日曜日

松本的そぞろ歩き

夜、松本市の中町通りにある「草庵」で会食。
よもぎ豆腐や、山菜の酢味噌和えがおいしい。もっとも、この店は大皿に盛られた焼き物が白眉。縦に割って炭火で焼き上げたタケノコは春ならではだ。メヒカリやサワラもふっくらとしており、ちょっとその辺の焼き魚とは違う。

今日は早めに着いたので、草庵に入る前に近くの「藤むら」で和菓子を買い、食後には「おきな堂」でコーヒーを飲んだ。極めて正しい松本ライフではないか(笑)。
だいぶ暖かくなってきたので、女鳥羽川沿いを少しそぞろ歩く。コーヒー「まるも」はもう閉まっていたけれど、その前の橋にクラシカルな街灯があって良い雰囲気なので一枚撮影。

帰りに松本城ものぞいてみた。桜の開花はまだ。カップルが数組ベンチにいるだけで、ひっそりとしている。来週には夜桜会が始まり、一帯は喧噪に覆われるのだろう。嵐の前の静けさみたいなものか。
お堀端でカメラを構えていたら、白鳥が猛スピードで近付いてきた。ごめんね、エサもってないんだ。






2009年4月4日土曜日

ドライカレー

今夜の夕食は、相方の作ってくれたドライカレー。
ところで、これって世間一般によく食卓に上るメニューなのかな?僕は逆に極端な例かもしれないけれど、30年生きてきて初めて食べた。普通のカレーライスは大好きで、自分でもよく作るし、ココ壱にも割と通う。前に馬カレーの写真も載せたなあ。でもドライカレーと聞くと、「普通に汁気入れればいいじゃん」と思っていたのだ。
さて。初のドライカレーは、トマトたっぷり。ショウガもたっぷりだ。カレーという概念からは少し遠い気がしたが、しみじみとうまかった。何のかんの言いつつ、おかわりして食べ過ぎてしまった。
ちなみに後ろにあるのは、タケノコと細切り肉炒め。それから「波乗りジョニー」の冷奴です。冷奴はネギをたくさん盛り、濃いめに取った鰹だしのつゆをひたひたにかけました。

2009年4月3日金曜日

ニコンの1桁機について

ニコンの一眼レフには、「1桁機」という妙な表現がある。現行品を見ると、上級機のD3、中級機のD300、入門機のD60…というような機種があるんだけど、このうち上級のD1、D2、D3、という系譜を1桁機と呼ぶのだ。フィルムカメラ時代も同様だった。

先日、知人宅でF5というフィルムカメラを見せてもらった。Fが示すようにフィルム一眼レフで、そして5代目のハイエンド機ということだ。1996年発売の製品。デジカメはまだ黎明期だったはずだ。正面から見ると正方形のような形をしていて、縦横15cmくらいある。かなり大型のカメラで、発売当時は30万円以上した。

プロの仕事で使われていた機材なので、何かもうボコボコである。歴史を感じるなあ、というかちょっと汚いなあ、などと思いながら試しにファインダーをのぞいてみた。僕のD300との違いは一発で分かった。何というか、視界が広い。スペック上では分かっていたことだけど、ファインダーが見やすいというのがこんなにすごいこととは思わなかった。

ついでに、デジタル上級機のD2Xs(高画質型)、D2H(高速連写型)ものぞかせてもらったが、やっぱりいい感じ。デジタル時代になり、撮像素子やら処理エンジンやらの進歩が「つくりのいい」機材をどんどん陳腐化させていくけれど、物理的なものだけでない重みを感じたよ。

2009年4月2日木曜日

会社泊まりの夜と塩羊羹

昨夜は会社で一晩過ごしてしまいました。
21時くらいに外から戻り、仕事をしたりお菓子を食べたり同僚と異動の感想を述べ合ったりしていたら、いつの間にか2時。上司も帰ってしまいました。あきらめて仕事を続けましたが、面倒になって4時ごろソファーで雑誌を読んでいるうちに沈没。朝7時に目が覚めたものの、今日は一日中だるかったです。
ちなみに写真は夜中の友。諏訪郡下諏訪町の新鶴が作る塩羊羹です。寒天、砂糖、餡に塩を加えて練り上げてある。ねっとりと甘いものの、それが気にならない口当たり。同店は明治6年創業の老舗で、いわば塩スイーツのはしりかも(笑)。

2009年4月1日水曜日

上高地 春の訪れ

松本市の上高地で、春の観光シーズンが近付いてきた。唯一のアクセス道である県道は、4月10日で冬季閉鎖が解除される。そんな訳で少し周辺の思い出を。 信州を代表する観光地なので、訪れるたびに割と心が踊る。
1枚目は初夏の河童橋。長野道松本ICから車で2時間近く、途中からはマイカー規制区間を走ってたどり着いた先にある。夏でも梓川の水はきりっと冷たい。みんな川に手を入れて楽しんでいる。

水深の浅い所で遊ぶカモ。あちらこちらにカモがいるのだ。もちろんエサを与えてはいけない。
首の辺りがかゆいのか、足で掻いている。その細かな振動が、水面にきれいな同心円を描き出す。水の透明度がうまく伝わるといいのだが。

2000分の1秒の高速シャッターで切り取っている。

まだ気は早いが、秋の上高地もいい。これは同じく河童橋付近を、逆に下流側から撮影したもの。寂しい位に静かな時間が流れていた。

11月下旬には再び道路が冬季閉鎖されてしまうので、その少し前に訪れた。落ち着いた妙齢の女性と一緒でなおさら楽しかったが、浮かれて薄着で出かけたら見事に風邪をひいた。若かったな(笑)

ついでに、周辺の乗鞍高原も紹介。

夏に地元有志が開いたアルプホルンの演奏会「花にささげるコンサート」の模様。観光客だけでなく、高原の植物も聴衆に見立てて演奏するという粋な取り組みだ。
10人くらいで並んでアルプホルンを吹いている。草地に腰を下ろして耳を傾けると、何とも言えずのんびりした気持ちになる。でも結構音が響くので驚き。

乗鞍高原のさらに上部、乗鞍エコーライン。
乗鞍岳の山頂付近を通過し、標高2700mに達する驚異の山岳道路だ。僕ら信州人にとっても、この道路の浮遊感は別格。まさに天空の道。残念ながら、2003年からマイカーの乗り入れは一切禁止されている。今回は乗鞍観光案内所からタクシーで上った。
ちなみに手前に生えているのはすべて樹高50cmほどの高山植物ハイマツ。森林限界線を超えており、それ以上大きな植物は育たない。

観光案内所付近に下り(それでも標高千数百mだが)、乗鞍スーパー林道で白樺峠へ。
ここは、ハチクマやサシバなど猛禽類が北方から越冬のため東南アジアへ向かう「タカの渡り」の通り道で、多い日は1日に数百羽が通過する。その世界では極めて有名なスポット。数千kmを飛ぶ鳥が、毎年必ずこの峠の上空を飛ぶなんて神秘的だ。
そんな訳で、秋になるとこの山中を多くの愛好家が訪れ、大砲のような望遠レンズを大空に向けている。
ちなみに、この日は学会関係の観察会で、鳥好きのさる高貴な方もいらっしゃっていた。ニュースではやっていなかったのでお忍びかな。

このエリアは他にも白骨温泉など楽しげなスポットが多いので、また行きたいものだ。