
ここは、縄文、古墳、平安時代の集落跡が出土している約15haの大型遺跡。3つの時代別にムラの復元展示が進められている。写真は、古墳時代エリアの高床式倉庫。釘を使わずに当時の工法で作ったという。3月に完成したばかりなので真新しい。奥に見えるのが縄文時代エリアの竪穴住居群だ。
高床式倉庫の手前にも竪穴住居があったんだけど、昨年の火災で燃えてしまった。古墳時代(確か僕らが中学のころは大和時代と呼んでいた気がするが)になっても日本人はまだ竪穴住居に住んでいたんだなあ、というのは意外。それはそうと、燃えた住居は1基2400万円だという。単なる茅葺き住居ですよ…。まあ、究極のワンオフ制作ではあるが。
近くに新しいガイダンス棟があり(普通の近代建築)、火おこし体験や勾玉作りなどもできるらしい。周りにブドウ畑とか民家も見え、気分は完全に古代にトリップ、という訳にはいかないが、ほのぼのとした公園だ。ちなみに、道路脇には「日本三大遺跡」の案内看板。まだ吉野ケ里とか三内丸山の発掘が進んでいなかった時代に設置されたのだろう、と勝手に推測してみる。
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